宅配ボックスを設置して時間を有効に使おう!注意点も解説
最近は宅配ボックスを設置しているマンションが増えたり、個人で宅配ボックスを購入して設置したりする人が増えています。
ホームセンターでも様々な種類の宅配ボックスを見かけます。
宅配ボックスを設置することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
また宅配ボックスの種類と注意点もあわせて解説します。
1.宅配ボックスを設置することのメリット
宅配ボックスを設置することで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
・再配達の手間が省ける
仕事で家にいない時に荷物が来ていた、ちょうどトイレやお風呂など出られない時に来てしまうと、再配達になり荷物を受け取るのにまた時間を使わなければいけません。
配達員側も何度も向かわなければいけないので大変です。
宅配ボックスを設置することで、自分の都合で受け取れない時でも荷物を置いてもらえるので、再配達の手間が省けます。
配達員側も再配達に時間を取られないので、お互いにメリットがあります。
荷物がいつ届くのかを待つ必要がなく、自分の時間を有効的に使うことができるのが、最大のメリットです。
・防犯対策
もう1つのメリットとして防犯対策になることが挙げられます。
配達員の後をつけて荷物の受け取りでドアが開いたところを狙う強盗や、宅配業者を装ってくるという事件も起きています。
宅配ボックスを設置して、そこに荷物を置いてもらうように頼めば、対面で受け取ることがないので防犯対策となるのです。
留守番をしている小さな子どもや、一人暮らしの女性や高齢者などは、事件に巻き込まれる可能性を防ぐために宅配ボックスを設置しておくと安心です。
2.宅配ボックスの種類
宅配ボックスには3タイプあります。
マンションで導入されているものや個人で手軽に導入できるものがあります。
・コンピューター式
タッチパネルまたはカードキーで操作するタイプの宅配ボックスで、新築のマンションに導入されていることが多いです。
セキュリティがしっかりしているので、防犯性に優れていてトラブルも少ないです。
導入には費用がかなりかかるので、後から導入するのは難しいタイプです。
・ダイヤル式
暗証番号を配達員が設定して、伝票に書いてもらい、その暗証番号を入力して荷物を受け取るタイプの宅配ボックスです。
コンピューター式よりアナログで、後から工事が可能な戸建ての家に設置しやすいタイプです。
セキュリティの難点として、配達員が暗証番号を伝票に書き忘れることや伝票を第三者が読んで盗難にあうリスクがあります。
・簡易設置タイプ
ペットボトルが入ったダンボールよりも一回り大きくらいのボックスを玄関前などに置いておく、導入がとても簡単なタイプです。
工事不要で宅配ボックスを置くスペースさえあれば、ホームセンターで用意することもできます。
設置は置くだけなため宅配ボックスごと盗まれる可能性があるので、ワイヤーで固定するなどの対策が必要です。
3.宅配ボックスを設置する時の注意点
宅配ボックスはとても便利なものですが、設置する際に注意すべき点があります。
・盗難のリスクがある
特に簡易設置タイプの宅配ボックスに多いのですが、荷物が盗難にあってしまうリスクがあります。
ボックスごと盗まれないために固定する、人感センサー付きのライトで近づくのを警戒させるなどの対策が必要になります。
・冷蔵品、冷凍品は入れられない
冷蔵品や冷凍品は常温で放置すると品質が悪くなるため、配達員は宅配ボックスに入れることができません。
このような商品は直接受け取る必要があります。
・配達員に宅配ボックスがあることを気づかせる工夫
宅配ボックスを設置しても、配達員が気づかなければ再配達になってしまいます。
インターホンの近くに「不在の際は宅配ボックスにお願いします」というプレートを貼っておいたり、目立つ場所に宅配ボックスを置いておくのがおすすめです。
まとめ
宅配ボックスを導入している家庭は増えてきていて、受けとる側も配達員側も時間を無駄にすることが無いため双方にメリットがあります。
盗難のリスク対策はしっかりとして、宅配ボックスで時間の有効活用をしてみませんか。